ここでは最初に、なぜおれがこれまでに散々
「自分を愛する」
という概念を伝えてきたのかを話させてほしい。
まず、なぜいま子どもたちの学力が下がっているかというと、
様々な要因はあるとは思うが、根本の一つに、未だに
「時代遅れの詰め込み式の教育を行っているから」
というのがあるだろう。
これは文科相含め、教員基本法に関わる大人たちが
どういう判断をしているのかはよくわからないが、学力
が低下するということは、子どもたちにとっては明らかに
「勉強がおもしろくない」
わけだよね。
昔は学校で勉強をして成績優秀になることで将来が視えてきたから、
勉強をすることに価値があったし、誰もが価値を感じたかも知れない。
成績が良ければ自分が優秀な大学に入れて、
学歴がよければ優秀な企業に勤められたかもしれない。
その仕組みや一般的に植えつけられた上流階級の流れがあったから、
多くの人たちが勉強をしてきた。でも、いまはそうじゃない。
勉強をしなくても豊かになれる。
もっと言えば、
学校の詰め込み教育を受けてこなかった人
の方が、実際に社会に出ていってから活躍
している人が多いんじゃないか、とも思う。
要するに、これからはもう
「勉強をする意味」
がよくわからない時代なんだよね。
昔は勉強をする価値も意味もあったから、
「勉強しよう、勉強しよう」
と思ったのかもしれないが、いまの子どもたちは
勉強する価値をほとんど感じていないし、知らない。
そして、周囲の大人たちも
「なぜ勉強するのか」
ってことの価値がよくわかっていないわけだよ。
だから子どもたちにも、なかなか説明ができない。
でも、その教育スタイルを変えないまま、もう70年が経ってる。
恐らく戦後から、今の教育スタイルはほとんど変わってこなかっただろう。
ただ詰め込むだけの教育から、文科省は何も変えてこなかった。
この現状を見て、このままで子どもたちが勉強に興味関心を持ち、
好奇心を持って好きになるかと言えば、絶対にならないとおれは思う。
なぜなら、文科省や教育委員会を始めとしたほとんどの大人が
いまの子どもたちの性質を全く理解していないから。
いまの子どもたちの状況と心境を、全く理解していないから。
もっと言えば、教育をトップダウンで決めているトップ層たちが、
子どもたちや現場と本気で向かい合い、状況や心境を知ろうとすらしない。
でも、その中でも子どもたちの性質を把握し、子どもたちの心境や状況を
理解している先生たちは、自分で工夫し、どんどん独自の新しい教育法を試してる。
中には、独自の指導法で素晴らしい結果を出している先生もいる。
だが、周囲はその指導法をただ眺めるだけで真似できないし、真似ようともしない。
決して間違いでは無いのに、今までとの違いを取り入れようともしないのが教育の現状。
なぜかって、学校や教育委員会がなかなかそれを認めないし、
実践する教師が認めさせようともしないというのもあるだろう。
だが、本当に大事なことは何なのかを考えるなら、
それは学校や教育委員会のルールにすべて従うことではないはず。
「決まりにないことは、やらない」
という枠組みをまずは超えることだろう。
そして、教育者にとって最も大事なことは、
子どもたちの未来を真剣に考えることだろう。
そのために、今できる最善の教育を尽くすこと。
だから、子どもたちが勉強をする意味とか意図を、その心を、
その本質を大人たちがちゃんと汲み取ることがすごく大事。
子どもたちのやる気スイッチでもある興味関心や好奇心、
ワクワク感はどこにあるのかをまずは大人たちが知ることが大事。
もちろん勉強するのとしないのとでは、勉強はした方が絶対にいいだろう。
ただ、勉強を指導する側もちゃんと考えて指導しなきゃいけない。
もっと子どもたちが楽しめて
もっと子どもたちの好奇心が煽られて
もっと子どもたちがワクワクできるような教育
をするべきだとおれは思う。
はっきりと言わせてもらうが、これはなにも難しい話でもなければ
理想論者の戯言でもないし、ファンタジーな夢物語でもなんでもない。
ただ大人が子どもたちの可能性や未来と本気で向き合って、
意識の高い人たちが団結し、教育や指導法を進化されられるかどうかだけの話。
いまこそ団結だよ。大人がよく子どもに言う「団結力」。
子どもに言う以上、おれたち大人がまず実践することだろう。
はっきり言って、いまの教育の現状というのは誰もがわかってる。
もう絶対に変えていかなきゃいけないって。
いまの指導法、教育の現状では、子どもたちの未来が
よくなることは絶対にあり得ない。
だから子どもたちは学校で問題を起こすし、学校にも来なくなる。
先生とのコミュニケーションもうまく取れず、信頼関係が築けない。
子どもたちと先生がつながれない。
だから先生も、どんどん学校を辞めていってしまう。
これはなにも、子どもたちだけに原因があるわけじゃない。
もっと根本的な原因は、教育者である大人たちの
「人間力不足」じゃないだろうか。
はっきり言って申し訳ないが、先生のつまらない授業をただ聞いていても
そんな時間は子どもたちにとっては全く意味がない。それよりも、
先生がどういう生き方をしてきたのかとか
先生がどうして先生になったのかとか
そういう根本や人間味、フィロソフィーが
子どもたちにとっては実は大事なわけだよね。
そこから先生と子どもたちが
「つながっていくこと」
ができるようになっていくわけだから。
なぜこういうことができないかというと、
先生自身が自分を愛していないから。
これは、たくさんの学校を回ってきて感じた、間違いのない事実。
結局、大事なのはやっぱり自己(セルフ)なんだよね。
おれたちは、自分を愛するからこそ、他人を愛することができる。
自分のことを大切にするから、他人を大切にすることができる。
痛みや苦しみも、自分が感じられるからこそ、他人の痛みや苦しみがわかる。
でも、先生方が自分を愛してないから、自分が何者かってことも、
何がしたくて、何のために先生になったのかってことも伝えられない。
結果的に「先生」である先生方が自分を責めて、
そのうち、子どもたちからも散々に責められて、
教師である自分に誇りを持てなくなってしまう。
だから、どんどん先生方が
ただ教育委員会に従うようになり、
ただ学校のルールに縛られるようになり、
ただつまらないルーティンワークの中で生きることになってしまうわけだろう。
目の前に居るのは、日本の未来を創る大切な子どもたちだというのに。
いま一度考えて欲しいんだよ、先生方にも。
なぜ自分が先生になったのかを。
自分が、熱く志を持って教育者を目指していたことを思い出してほしい。
先生になるってことは、それなりに強い想いがあったんだと思うんだよ。
その時の自分の純粋な想いを、ちゃんを思い出してほしい。
そもそも、なぜ忘れてしまっていたのか?
それは、先生方が自分を責めて、深刻になってしまっているから。
そして先生方が自分のことを責めるから、
子どもたちも自分のことを責めてしまう。
例えば、おれはいまたくさんの学校に訪問させてもらっているが、
子どもたちに「夢がある人?」って聞くと、ほとんどの子が手を挙げる。
そこで、
「君は何になりたいの?」
って聞けば、
「サッカー選手!」
「野球選手!」
なんていう子どもたちがたくさんいる。
女の子も
「看護婦さんになりたい」
「パティシエになりたい」
とか、色んなことを言う。
でもなんだがその言葉は、おれには響かないものばかり。
だからおれは、いつもそのあとにこう聞くわけだよ。
「じゃあ、自分のことが好きな人!」
すると面白いことに、そこでは誰も手を挙げない。
「夢がある人」って聞けば手を挙げるのに、
「自分のことが好きな人」って聞くと手を挙げない。
これっておかしな話で。
人は自分のことが好きじゃなければ、自分自身に
夢を持たせようなんて思えないはずなんだよね。
だから、見ていてものすごく違和感がある。
それはもしかしたら、誰かから「夢を持ちなさい」と言われたからなのかもしれない。
もしかしたら、学校の授業の一環で、夢を無理やり書かされたからなのかもしれない。
子どもたちが本当に叶えたい夢を持っているのではなく、
誰かから偽物の夢を義務的に持たされているだけのように見える。
だから、自分を愛するという概念を教育の場にも浸透させてほしいと思ってる。
なぜなら、おれが今までに色んな人を見てきた経験上、
成功者やうまくいく人はみんな、自分のことが好きだから。
皆、自分のことが好きだからこそ、
自分に夢や希望を持たせることができた。
夢や希望は他人から持たされるものじゃない。
誰かから与えられるものじゃない。
夢や希望は、自分を好きになれば自動的に持てるものだとおれは思う。
もっと言えば、自分をたくさん責めたし、自分をたくさん傷つけたけど、
結果的に「自分のことが好き」ということを後々思い出す人もいる。
責めてきたけど、結果的には自分のことを好きになった。
さらに言えば、自分を好きになっていくことによって、
「自分に夢をもたせよう!」
「どんどん自分に挑戦をさせよう!」
「どんどん自分に課題を与えよう!」
って、内側から自然と思えるようになっていくわけだよ。
だから、まず最も大事なことは、自分の内側を変えていくこと。
そして内側を変えるために最も大事なことが、自分を愛するということ。
おれが関わる人は、経営者でも主婦でも、アスリートでも、
少年院にいる子どもでも、例外なくみんな成果を出していく。
それは、彼らが自分を愛することの重要性に気付いたからであって、
「自分を愛する」「自分を大事にする」ということを理解し始めるからなんだよね。
結局なにが言いたいかというと、
自分に夢を持たせられる人
自分に課題を与えられる人
それってみんな、自分のことが好きな人なんだよ。
信頼したいんだよね、自分のことを。
自分のことが好きで信頼したいからこそ、
夢や課題、挑戦や向上心を自分に与えられる。
でも子どもたちに聞くと、
「自分のことは好きじゃないけど、夢を持ってる」
って言うわけだよ。はっきり言ってしまえば、
その子どもたちの夢は、ほとんどが叶わないだろう。
なぜなら、自分のことが好きじゃないから。
自分が持ちたくて持った、本当の夢じゃないから。
本当は、夢を語ることが大事なわけじゃない。
自分のことが好きになった結果として
「夢を持たせたい自分」
「チャレンジさせたい自分」
になることが大事なわけだよね。
でも、いまの子どもたちはその初歩的なところを抜きにして
ただ夢だけを持たされてしまっている。しかもその夢は結局、
義務的に持たされているだけ
に過ぎないわけだよ。所詮、学校の授業の一環なわけだよね。
だからやっぱり、子どもたちが
「自分を愛すること」
を覚えることがとっても大事で。
それは先生方にとっても同じ。
先生方が自分を愛さなかったら、
絶対に子どもたちだって自分を愛せない。
なぜ子どもたちが自分を好きになれないか。
それは、自分の好きなところを今まで見つけたこともないし、
いつも否定されるばかりで、褒められたり高められたり、
「あなたのこういうところがいいよね」
って、本音で言われる機会がほとんどなかったからだろう。
誰からもそういった言葉を掛けてもらえなかったからだろう。
これは大人にもまったく同じことが言える。
だからその負のサイクルが終わらない。
だからその負のサイクルを止められる人がいない。
だからどんどん自分を愛せない子どもたちが増え、
「能力が低い」
「向上心が低い」
そんな子どもがたくさん出てきてしまう。
自分を愛するからこそ、
向上心が溢れ、
夢を持つことができ、
大義を抱くことができ、
チャレンジすることができ、
志や使命を持つことができ、
家族や仲間を大事にすることができる
わけなのに。
この「自分を愛する」という概念をいまの
子どもたちが手に入れたら、もっと
前向きに生きて、
肯定的に生きて、
夢を叶える社会
になっていくことを、おれはわかってるわけだよ。
だから今回は献本を通して、教育の場での自己愛の重要性を伝えていきたい。
これは「なにかを売ってお金をもらおう」なんて話では一切ないわけだよね。
この本はすでに10万部を超えた本だから、いまさら売名を考えているわけでもない。
でも、この本が実際に10万部を超えたということは、
すでに10万人の人に受け入れてもらえた本だということ。
だからこそ、この本を多くの教育現場に無償で献本をして、
教育者である皆さんには、自己愛の大切さや自己愛の概念を
たくさんの子どもたちに伝えてほしいわけだよ。
でも当然、子どもたちに伝える前に、まずは
「教育者である先生方」
が、この自己愛を学んでいかなきゃいけない。
だから今回は、望む方がいればどんどん本を送るつもり。
それをぜひ、子どもたちにも読ませてほしいし、
先生方にも、読んでその概念を教育に取り入れてほしい。
他人の子どもを育てるのはすごく大変だろう。
おれ自身、少年更生の活動をして他人の子どもを
預かってきた人間だから、それはすごくよくわかる。
先生方は、めちゃめちゃ重要な役割を果たしているとおれは思ってる。
だからこそ先生方には、子どもたちに無理やり夢を持たせるとか
ただ大きな声を出して朝礼をやるとかだけじゃなく、
「自己愛の本当の重要性」
「根底にある人間の本質」
をおれは知ってもらいたいわけだよね。
さらに今回はおれだけじゃなく、
おれの後輩でもあり、20代で既にベストセラー作家でもある
池田 潤
もこのプロジェクトに加わってくれた。
”はじめまして、池田潤と申します。
今回、加藤秀視さんが行う「自分を愛する技術」寄贈プロジェクトに参加させていただくことになりました。
私のことをご存知ない方がほとんどだと思いますので、自己紹介をさせてください。
私は、自身の親子関係や、学校でのいじめなどの経験により、「自己否定」や「自分を責める」ということを繰り返しながら生きてきました。いつも他人の機嫌を伺い、嫌われないことばかりを考え、傷つくことを恐れて自分のことを隠しながら過ごす毎日を送ってきました。
自分の能力にも自信がなく、志望校を目指し勉強を始めた高校三年生の頃も、自分が合格できるとは信じられず勉強が手につかない。自分が自分を信じられないことによって力を発揮しきることができず、現役時代は全ての模試でE判定。受験本番も、当然のごとく不合格でした。
しかし、浪人時代に自分自身と向き合う中で、自分を信じること、自分を愛することの重要性に気づき、そこから一気に勉強量は増加し、成績もグングン伸びました。家にお金がなかったことから私立大学の受験は一切できず、浪人ながら京都大学法学部一本の受験。ですが、私はすでに「自分を信じること」がどれだけ大事かを知っていました。結果、緊張することもなく受験することができ、合格を果たすことができました。
合格後書き始めた、勉強の技術だけでなく自己愛、自己肯定、自己信頼について書き綴ったブログは、受験ランキング1位を取り続ける人気ブログに。その後、本を出版させていただく機会にも恵まれました。
活動を続ける中で、若者を中心にメール、対面、合わせて1万件以上の相談に乗ってきました。不登校やいじめ、親子との関係に悩む中学生、高校生、大学生と真摯に向き合う中で、「自分を愛する」ということがどれだけ大切なことなのかを感じ続け、その大切さを伝え続けてきました。
そんな活動を続けていたとき、あるきっかけで加藤秀視さんと出会うことになります。加藤さんが伝えている「自己愛」の概念は、まさに私自身が感じ続けていたことそのものであり、私自身、加藤さんに出会うことで本当に救われました。
自己愛の概念を多くの子どもたち、先生たちが知れば、まず先生自身が変わり始め、その姿を見た子どもたちも変わり始めます。
まだまだ自分の力を発揮しきることができないでいる子。やりたいことがあるのに、自分にはできないのだと最初から諦めてしまう子。自分には価値がない、愛されていないと思い込み、寂しくて自分に注目して欲しくて、悪いことをすることでしか自分の存在を感じることができないでいる子。嫌われることを怖れ、仲間外れにされることを怖れ、いつも不安の中で学校生活を送っている子。
強がっていても誰もが愛を必要としているし、誰もが怖がっています。誰もが不安を持っています。
認められないのではないか。愛されていないのではないか。受け入れてもらえないのではないか。
子どもたちの「問題」とされる行動も、そんな不安や恐怖から来るもの。その不安や恐怖を取り除いてあげることができれば、彼彼女らは自然に変わっていきます。そして、その不安や恐怖を取り除くことができるのが、自分に対する愛なのです。
今回寄贈させていただく加藤秀視さんの著書「自分を愛する技術」が教育現場に広がることで、多くの先生、保護者の方、そして子どもたちが変わり始めると確信しています。
このプロジェクトに参加できることを生涯の誇りとし、私自身にできる精一杯の力でこのプロジェクトに関わらせていただく所存です。
このプロジェクトを通じて、多くの学校、先生方、子どもたちとつながることを心から楽しみにしています。
池田 潤”
この男は京都大学に通っていた超エリートなんだが、
Eランク判定からの合格という自らの経験を活かし、
受験のコーチをしながら多くの学生たちに、
「机に向かう前に、まず大切なこと」
を伝えてきた。
そんな彼が初めて出版した本は
『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』
というタイトルで、
「机に向かう前に本当に大事なことは自分のセットアップなんだ」
というかなり本質的な本だった。
この本は彼の処女作でありながら、6万5千部のベストセラーになった。
彼は過去、自分をたくさん責め、
責めたからこそ「自己愛の重要性」に気付き、
「勉強とはなにか」
「自分とはなにか」
「自己愛とはなにか」
ということを、学生を中心に伝えている超本質的な男。
今回のプロジェクトに彼にも加わってもらったのは、
彼自身、自分を愛することの重要性を本当によくわかっているから。
彼は、独自のメソッドを持っていて、そのメソッドによって
たくさんの子どもたちを志望校合格や目標達成に導いてきた
「スーパーコーチ」という顔も持っている。
そんな池田潤とおれの共通点というのが、
「自己愛(セルフラブ)」
だった。それをお互いの違う観点から、
それぞれの人生の観点からこれまで伝えてきたわけだよね。
なので今回は、
献本をさせてもらった学校の中で、
自己愛の重要性を感じてもらえた学校
にはぜひ、
「自己愛」を伝えるベストセラー作家2人で無償で講演
をしに行き、自己愛について直接!お伝えしたいと思ってる。
本を読むのと直接声を聴くのでは、子どもたちや先生方の中に
残るインパクトも、まったく違ってくるだろう。
また、これまでに直接お話をさせていただいた学校の先生方からは
有り難いことに、嬉しいメッセージがいくつも寄せられてる。
”……講演会に参加した先生たちからは、「幅広い体験、実践のもとのお話に感動いたしました。」「自分を好きになること、長所を見つけて伸ばすことを心掛け、子どもたちの教育に活かしていきたい」また、「心を打たれました私ももっともっと勉強していきたく思います。」などの感想が多数寄せられました。
私共といたしましては、今回の加藤先生の御講演を、本校の今後の教育活動の大きな糧としていきたいと考えております。……
高等学校校長”
”……大人が彼らにどうかかわっていくかが問われているのだと痛感しました。加藤さんと会ったとき
のことを思い出すとき生徒たちは笑顔になります。加藤さんのくれた言葉がそうするというより、
加藤さんの存在に触れたことが彼らを笑顔にするのだと感じます。
加藤さんが持っているような彼らを変えるための純粋性やエネルギーやスキルを、私たち学校の教員も持たねばならないと思います。……
中学校教諭”
”……加藤先生が仰られていた「子ども達が自分を愛することが大事」という話を聞き、「自分がなぜ、「教師になったのか?」を思い出しました。最近の私は、毎日の授業やカリキュラムをこなすことばかりに意識が向いていたのかもしれません。
講演を聴いて以来、私も生徒と本気で向き合い、私語が多かった生徒も不思議と真剣に話を聞くようになってくれました。クラスの雰囲気は、間違いなく以前より良くなっています。
加藤先生が仰るように、教師が子ども達に「自分を愛する」という概念を伝えていくことが何よりも重要だと実感しています。……
中学校教諭”
そう、「感想文」を送って欲しい。
なぜ感想文が欲しいかって、
先生が何を感じたのか
子どもたちが何を感じたのか
それを共有したいから。
献本をするということは、身銭を切って本をお渡しするということ。
なので、なんの反応もなければ
「どう思ったのか」
「どう感じたのか」
ってことがわからなくて寂しいわけだよね。
正直な話、献本をする側として一番知りたいのは感想。
ある意味、先生や子どもたちが感想を書くことによって
自分が学んだことのアウトプットにもなるわけなので、
より自己愛について理解を深めることにもつながるだろう。
そうして、
「アウトプットすることで学びを深める」
ということも、すごく大事だとおれは思ってる。
「自分を愛する技術」という情報を学び、
各々が感じたことをアウトプットしていく。
その作業自体が、皆さんにとっての学習にもなる。
なのでぜひ!対価はお金ではなく、
先生と子どもたちの感想文
ということでやらせてもらえたらと思う。
そのいただいた感想文を利用して、この本の
宣伝につなげたりする気もさらさらない。
『自分を愛する技術』は、1つでも多くの
学校や施設に献本をしたいとおれは思ってる。
ある意味、献本をするために頑張ってきた部分もあるので、
そんな意味で、遠慮せずに受け取ってもらえると嬉しい。
それでは、下記に、献本に関する詳細な条件を記載したので
しっかりと目を通した上で、ぜひお気軽にお申し込みをお願いします。
氣愛!
《献本お申し込み条件》
□ご本人様が、教育機関にて子どもたちに教育を行う立場にあること。
□献本完了後、先生と子どもたちの感想文を送ることが可能であること。
(形式は問いません。例:お手紙の郵送、電子メール)
□最大献本冊数は、先生と子どもたちを合計した人数分の冊数となります。
(子どもたちと先生方の合計人数が500名の場合、最大500冊まで。)
□献本単位は、施設や学校単位、学年単位、学級単位など、自由です。
□個人単位での献本は不可。
□本の転売等、商用利用は厳禁。
《講演会までの流れ》
お申し込み(下記フォームよりお申し込みください)
⇓
本の到着(着払いになります。送料のみ、ご負担願います)
⇓
配送日より90日以内に感想文の送付
⇓
講演依頼(ご希望の場合のみ)
⇓
講演日時の決定、打ち合わせ
⇓
講演(講演者の交通費のみ、ご負担願います)
能力開発トレーナー、慈善活動家
人の能力を最大限に引き出す独自の育成手法により、業界・職種を問わず、あらゆる人の人生に劇的な変化をもたらす。
無名のアスリートを世界大会金メダル獲得、オリンピック出場に導く、中小企業を100億円企業に育てる、少年院に出入りする非行少年少女・親子1000人以上の問題解決を行う、数多くのビジネスパーソンや経営者を成功に導くなど、多方面で実績を残しており、各界からの評価も高い。
少年更生の様子は、フジテレビ『スーパーニュース』やテレビ朝日『スーパーJチャンネル』など、数多くのテレビ番組で特集を組まれ、人気シリーズとなっている。再犯率は、業界では異例のわずか1%未満。
トークライブでは自らのどん底の経験をもとに「人はいつからでも変われる!」というメッセージを伝える。口コミの広がりから講演依頼が絶えず、全国で年間1万人以上に対し講演を行なっている。
2011年の東日本大震災においては、震災2日後には現地に入り、物資支援100t以上、炊き出し10万食以上もの支援を行なった。
2015年には、世界的な影響力を持つ『グローバル・ビレッジ・チャンピオンズ財団』のメンバーの一人として、セリーヌ・ディオンやマイケル・ジョーダンなどと肩を並べ、日本人として初となる『チャンピオンズ』に選出される。
著書『自分を愛する技術』は発売2ヶ月で10万部を超えるベストセラーとなった。
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他多数
ラジオ出演
・NHKラジオ第一放送11.08.15 「鎌田寛といのちを語ろう」
・NHKラジオ第一放送ラジオビタミン11.03.21 東日本大震災被災地からの生中継
・NHKラジオ第一放送10.08.15 10代いのちの対話
・NHKラジオ第一放送10.05.05 鎌田寛いのちの対話「絶望は希望に変わる」
・文化放送10.02.07 サヘルガーデン今日の目明日の芽
・NHKラジオ第一放送ラジオビタミン09.09.28ときめきインタビュー
雑誌掲載
・財界 15.09.08 ずいひつ
・致知15.05.01 人生心得帖 心の純粋性が高まるほど、人生に必要なものが見えてくる
・刑政11.06.01 この人を訪ねて
・ダイヤモンドOnline11.04.07 震災2日後から被災地へ入った元暴走族社長の支援日誌(連載5回)
・みやざき中央新聞10.08.09 人はいつでも変われる。(連載7回)
・学生キャリア新聞 キャリアなヒト
・婦人公論09.07.22 井戸端会議
・DIME 09.07.21 DIME BUSINESS REPORT
・週刊SPA09.06.16 元ワル経営学
・八重山毎日新聞09.04.07 暴走族総長から経営者へ
・月刊庄内小僧2月号09.1.25 クローズアップ
・ぐんま経済新聞08.10.23人手勝負できる会社づくりを
・アサヒ芸能08.04.17 本バカにつける薬
・週刊現代08.04.12 いまどき泣ける『ちょっといい話』
・致知08.04.01 書評・BOOKS
・日経ビジネス08.03.17 新刊の森
・TOP POINT08.03.01 ワンポイント・レビュー
・ヘラルド朝日新聞08.03.01 トップページで紹介
・ダイヤモンド社Kei No.76 人はどうすれば変われるのか
・朝日新聞 [元ワル]仲間と企業
作家・ブロガー、コーチ。 1988年7月29日生まれ。
アルバイトをしながらの受験勉強生活の中で、独自の参考書学習法を習得し、京都大学法学部に合格。
在学中に勉強法ブログを立ち上げる。ただ勉強ノウハウを伝えるだけではなく、「何のために学ぶのか」という本質的に迫る記事を書き続け、そのブログが受験生や親御さんから圧倒的を支持を受け、大学生ながらカリスマブロガーとなる。
受験ブログランキングは2年間不動の1位を維持。
東大、京大、早稲田、慶應、国公立大学医学部などに合格者を多数輩出する。
その後、「物書きとして、人の心と向き合う人間として生きる」ことを決意し、自身の生涯の使命である執筆活動やコーチング活動を精力的に行うため、京都大学法学部を中退。
中学生、高校生、大学生といった若い世代の心と真摯に向き合い、不登校やいじめで悩み苦しむ子たちの問題も次々に解決する。
コーチング、カウンセリングという形で人と向き合い続けており、ブログ立ち上げ当初から受けてきた相談数は1万件を越える。中学生や高校生、大学生など、若い世代の心の悩み相談は現在も後を絶たない。
自信が持てない、何がしたいか分からない、人間関係が上手くいかない、恋愛が上手くいかない、家族関係を改善したいなど、日々寄せられるありとあらゆる悩みを解決し続けており、1万件の悩みと向き合う中で人は必ず変わることができると確信。
現在は、受験指導の経験から生まれる誰にでも分かりやすい文章や、悩みの本質に迫る鋭い洞察力、人を愛する心を生かした独自のセッションなどにより、人の心を解放し続けている。
著書に、6万5千部のベストセラーとなった『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』、『未来の自分をつくる勉強法』(サンマーク出版)、『毎日15分自分と向き合えば、「欲しい結果」がついてくる』(KADOKAWA中経出版)、『自分の「武器」を見つける技術(水王舎)』がある。
こんにちは。
加藤秀視です。
突然だが、今回、2014 年 7 月に徳間書店から出版し、
2ヶ月で10万部を突破してベストセラーとなった著書
『自分を愛する技術』
を学校や施設などの教育の場に献本することにした。
この本は
「自分を愛する意味とはなにか」
「どうすれば自分を愛することができるのか」
といった概念を、たくさん詰め込んだ1冊になってる。
おれはこの、自らの経験から辿り着いた概念に沿って
数千人もの子どもたちの更生の活動を実際に行ってきた。
おれはこの概念があったからこそ、
実際に現場で
子どもたちを変えてこれた
先生方を変えてこれた
という自負がある。
だから、この本に書いた概念が
どれくらい教育現場で価値をもたらすか
ってことは、自分でよくわかっているつもり。
もちろん、世の中には100万部を超えている本もあるので、
「まだまだ10万部なんて上には上がいる」という声もあるだろう。
だが、独自に編み出した実践的な概念で10万部を超える
というのは、自分のことながら、結構すごいことだと思ってる。
今回の目的は、多くの学校や先生方、少年院、児童養護施設など、
子どもたちとの関わりを主とする様々な教育機関に本を提供することで、
教育現場に、机上の理論ではなく実践的な概念を広め、根付かせていくこと。
おれはこの本を、子どもたちはもちろんのこと、
教育に携わる全ての大人に読んでほしいと思ってる。
なので今回は、
何千人もの子どもたちを実際に変えてきた概念
を詰め込んだ
『自分を愛する技術』
という作品を「献本」という形で、無償で惜しみなく提供していきたいと思う。