加藤秀視の人材育成には、根底に独自のコンセプトがあります。
この独自のコンセプトから生まれるメソッドが、人の秘められた力を飛躍的に引き出し、一般には考えられないような変化やパフォーマンスアップを実現します。
その分野は非常に多岐にわたり、サラリーマン、経営者、アスリート、アーティスト、親、子どもなど、フィールドやジャンルを問わず、あらゆる人の可能性を開いています。
自己愛とは、一言で表せば
「自己に対する好奇心や探求心」です。
人は誰に言われなくとも、
好きなものは自然と探求するものです。
なぜ自己愛が大切なのか。
それは、「自分に愛を」という意味ではなく、
「自己」を追求することができるからです。
「他者」を愛することは、諸刃のつるぎです。
他者を愛するからこそ、
他者に見返りを求め、不安になる。
時には執着し、愛に囚われ、傷ついたりもする。
しかし「自分を愛する」ことは、そうではありません。
自分を愛し、探求すれば、
すべてが自分に返ってくるのです。
人はただシンプルに、自然と好きなものを追求します。
そして「自然な自己の探求」は、自分を裏切りません。
自己の探求はやがて、すべての欲を超越していきます。
他者や物、自分の外側にあるものを
ただ求めるのではなく、
真理や本質の探求へと変わっていく。
「変わるものではなく、変わらないものへの探求へ」
そこへ導くのが「自己愛」です。
人の本質は、非常に純粋でシンプルです。
そこは常識や価値観、形や概念に囚われない、
自己を探究した先にある「純粋な領域」
私たちが愛に触れ、感動して心が浄化されるのは、
人の本質が純粋である証でもあります。
人の生命の本質は「純粋性」です。
私たちはそれを、常識や世の中の正しさ、
恐れや不安に汚され、忘れているだけなのです。
人は純粋に還ると、正直に生きるしかなくなります。
嫌なことは嫌と言い、
したいことだけをするようになります。
それは、無秩序な生き方ではなく、
自然の流れに沿った秩序ある生き方。
成功のスキルや知識は
「自動的な正しい行い」として自然と身につきます。
なぜなら、自分の中で至福への秩序が生まれ、
自動的に至福へと向かうようになるからです。
これは抽象的な概念ではありません。
すべての具象的なものは抽象的なものから生まれ、
純粋性は必ず、具象的に現実を変えてくれるからです。
純粋性は、誰もが持っていながら使っていない、
普遍的な力なのです。