僕の処女作!
「『親のようにならない』が夢だった」
の出版に際して、感想文コンクールを行っておりましたが……
とうとう!
入賞作が決定しました!
コンクールには100通を
超える感想文が届きましたが、出版元のダイヤモンド社さんや加藤の厳しい(?)審査を経て
☆大賞1名
☆副賞2名
☆特別賞1名
が決定しました。
皆様から寄せられた
感想文は!どれも本当に涙、涙、の感動作ばかり!
もう、全員に大賞を差し上げたかったぐらい
本当に素晴らしいものばかりでした。
ありがとうございます。
僕もここにきて!
書籍を出したことの使命と意味にさらに気付かされました。
いま、心から感じています。
本当に本当に!
出版して良かったって!!
(涙)
本来なら、この場を借りて
ドカーンと受賞作品を発表したいところですが、
8月12日にダイヤモンド社にて授賞式&講演会を行いますので、
その日まではちょっと…秘密です。みなさんお楽しみに!
ただ、その代わりと言ってはなんなんですが、
本日は大賞受賞者、Mさんからのお手紙を
みなさんにご紹介しようと思います。
Mさんは
兵庫県加古川市にお住まいの方で、
授賞式当日はお仕事の関係で上京できないとのことでしたので、
じゃあ逆に加藤の方からアプローチ!ということで、先日Mさんのお宅に突撃訪問し、その返礼として、すごくすごく丁寧でジーンと来るメールを頂戴しました。
Mさんのご了解のもと、
みなさんにご紹介させて頂きますね!
(※原文はそのままですが、
読みやすいように改行したりしてます)
Mちゃん!
本当にありがとう。
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昨日は遠いところ、
わざわざお越しいただきありがとうございました。
昨日はとても緊張してしまいましたが、
加藤さんにお会い出来た事、とても嬉しいです。
普段本を読まない私ですが、
自分の心にすーっと入ってきた本を
書いてくださった加藤さんにお会い出来たことが
今でもとても不思議で、
本の表紙を見つめるたびに、
昨日はこの本から
加藤さんが飛び出てきたような感覚になります(笑)
私には今目標があります。
今の会社に就職してから、
一つ一つが勉強で初めての事ばかりでしたが、
仕事をだんだん任せられる喜びを知り、
自分に増えて行く知識にも喜びがあります。
最初は何事にも、
私には出来ない、と決め付ける事が多かったし、
私なんてと自分を否定することばかりでした。
でも加藤さんの本を読んだり、
私の背中を押してくれる上司もいて、
自分という人間を認めてあげよう、
そう思えるようにもなったし、
自分の未来は自分で切り開いていけること、
努力をすれば誰だって、今からでも、
ここからでもスタートがきれること、
そんな大事な事を教えていただきました。
今の会社にきて二つの資格をとりました。
最初は社会に出てからも勉強なのかと
とても暗い気持ちになりましたが、
社会にでてからが本番なんだ。と今では思っています。
あんなに嫌いだった勉強も
最近では参考書を開かないと気持ち悪くてうずうずします。
一つ一つ小さなことでも、
こなしていくことで、それが自分の足跡となり、
少しずつでも進めば、
気付けばこんなところまで歩いてこれたと
自分の自信になるようなきがしています。
次の私の一歩は宅建です。
今までの試験と違って簡単ではないですが、
気持ちだけは先にいっています。
やれば私にだってきっとできるはず、
と自分をはげましながら日々頑張っています。
わからないことや知らない事は
決して恥ずかしいことではないと、
どんな小さな疑問でも馬鹿みたいな質問でも
人に聞くようにしています。
知らないことが恥ずかしいのではなくて、
知らないことを隠してわかったようなフリをして
自分を繕うことが恥ずかしいと私は思っています。
あともう一つ、
頑張っていかないといけないのは
5年も続いている摂食障害です。
誰にも話せない、皆が普通に食事をしているのに
普通にできない、自分をコントロール出来ない、
食べ物を粗末にする自分は人間のカスだ、
皆が普通に食事をできることに対して
凄く羨んでしまいます。
食べ物を食べ物として食べれない自分に
頭が狂いそうになります。
なぜこんな事になってしまったのか、
食べ物をつめこみながら涙が溢れて、
トイレに向かい、また涙が溢れます。
私を認めて、私を愛して、という気持ちに支配され、
食事の時間がくることに怯えてしまいます。
この泥沼から逃げ出したいのに、
はまっていくばかりです。
ストレスのはけ口を全て食に向けてしまい、
吐くことでストレスも吐き出しているような
錯覚に陥ってしまいます。
吐きたくないのに吐いてしまう。
食べたくないのに食べてしまう。
全てが灰のような味に感じてしまい、
虚しさでいっぱいになります。
そして、最近変わったのは
母に初めて摂取障害かもしれないということは話しました。
母は怒らず私も抱きしめてくれました。
気付けば両親が離婚してから母は夜働きに行っていて、
私も飲食店でバイトをしていたため、
食事は賄いですましていました。
また母も私が家でご飯をたべないので
自分一人しかたべないからということで
食事を適当にすましていました。
そんなすれ違いからかもしれないと
母は毎日、朝昼晩と食事を作ってくれるようになりました。
何故か母が作った食事だけは掃けませんでした。
愛情たっぷりの料理、
私は久しぶりに美味しいと思いました。
仕事で疲れて帰ると母の手料理があります。
私はそれをたべるまえに料理を並べて
写メールをとり毎日母にいただきますとメールをします。
二十歳にもなって
今更子供帰りをしてしまったのかもしれません。
母に甘えたくて仕方ない時もあるし、
母に沢山今日の出来事を話したくて仕方ありません。
しっかりしなきゃ、私が母を支えなきゃと
思っていたものが少しずつくずれていき、
心が楽になり二人で支えあえるようになりました。
毎日毎日当たり前のように
口に運ぶ食べ物も有り難みを感じ、
お互いが頑張って稼いできたからこそ
毎日こんなに美味しいご飯が食べれるという
幸せを感じています。
今は少し余裕がでてきて、
私が料理をし母にふるまうこともあります。
まだまだ完全には治ってないものの、
少しずつ治していきたい。そんな気持ちで頑張っています。
私には広くはないけど住む所もあり、
仕事もあります。
ご飯だって食べられるし
休日には友達と日頃の愚痴をいいながら
お茶をする時間もお金もあります。
当たり前の事かもしれませんが
今はそんな一つ一つが幸せで
周りの友達や家族もかけがえのない存在です。
凄く長くなってしまいましたが
こんなに離れていても
加藤さんの本で
勇気付けられた人がいること伝えたかったです。
これからも沢山の人に
加藤さんの言葉やエネルギーを与えていってほしいです。
本当に昨日はありがとうございました。
M。
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本当に!勇気を貰えたのは誰ですかぁ~?
はい!
間違いなく!僕ですよね。
Mちゃん!本当にありがとう。今後も末永く!!お付き合いよろしくね。
ママとわんちゃんにも!よろしく。
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「親のようにならない」が夢だった