咲く命、散る命。

今、僕の実のオヤジが
小脳変性症という、
国の難病指定をされている病で戦っています。
映画『1リットルの涙』で
主人公が患った病。
進行が早く、もう
余命がないと言われながらも
数ヶ月頑張ってきました。
幼少時代。
硝子細工のように敏感だった子供の心。
小さいころ、これだけが一番悩みの種だった。
恐怖から逃げたい。
不安から解放されたい。
いつも、いつも
オヤジの恐怖で怯えていた……僕。
(書籍の前編参照)
そして……
11歳でオヤジは僕達兄弟を置いて女と逃げた。
それから………
16年後の月日が過ぎ、
オヤジは今。
僕の手の中で闘病生活を送っている……
本当に運命は神様の演劇である。
そう考えると複雑な
心境です。
仕事大好き。仲間大好き。慈善活動大好きの
(笑)僕も
少し活動を休暇し
オヤジの付き添いを
優先しようと思っています。
もともと
「何もしない」ことに
不安や苛立ちを感じてしまう
貧乏性の性質なので、
そういえばほとんど
休んだことがありませんでした。
慣れない「休暇」に少し
不安だったりもします。(苦笑)
でも、付き添い自体はメチャ慣れたもんです。
裏社会では散々、若い衆として
「オヤジ」や「アニキ」の
付き添いをしてきましたからね。(笑)
本音、久しぶり
僕も心が病んでいます。
でもね、絶対後悔だけはしたくない。
だって、、
過ぎた過去を後悔しても変えられないもんな。
もし、過去を変えるとしたら?
それは未来の出来事で
塗り替えるしかない。
ドクターと僕の判断で
呼吸器を外す時が
いずれくるかもしれない。
恨んだオヤジを
今は本当に愛おしく思う。
やっぱり生きていて
ほしい!!
元気になってほしい!!
最後でいいから
オヤジの好きな酒と歌を一緒に味わいたい。
(涙)
皆様、オヤジと僕に
勇気と力を下さい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする