うまくいくために必要な「幹」の話

こんばんは、加藤秀視です。

今日は、幹についてお話をしたいと思います。

りんごの木

 

突然だが、

あなたは、りんごの木を植えてから

実が成るまで、どのくらいかかるか

ご存知だろうか?

毎年収穫できるように

なる状態になるまで、

実は木を植えてから

5年から7年くらい

かかるんだよね。

だから、りんごの農家さんは

木や土に時間をかける。

土を耕して、栄養を与えて、

木を育てていく。

ここに時間をかけないと、

立派な幹を持った木にならないし

そういう木には立派な枝がつかない。

そうすると、りんごが

たわわに実ることはあり得ない。

これってシンプルだし、

誰でも分かることで。

 

貧弱な木に太い枝はつかない

 

なぜこんな話を突然したかというと、

「どうやったらうまくいくんですか?」

という質問を受ける時、

オレはいつもこの「りんご」

の話をするんだよね。

どうしても人は知的欲求があるから、

「スキル」

「方法」

というような「やり方」を求めたがる。

けど、それって木で言うと

「枝」

なんだよ。

うまくいかないほとんどの人が、

枝ばっかり大きくしてるって

感じるんだよね。

で、細くて軟くて

ポキポキ折れちゃう。

じゃあ、その枝がついてる

あなたの「幹」の大きさはどうか?

っていうことになるわけで、

幹が太いのか?細いのか?

しっかりした幹を

作ってるのか?

っていうことになるんだけど、

そういうことまで誰も考えない。

 

自ら不幸を選んでいる人たち

 

幹が細い状態だと、

悩んだ時に

「どうしたらいいですか」

ってすぐ質問しちゃったり

何かに頼ったりするばかりで、

自分で解決の糸口を見出せない。

要は、また「枝」を

求めちゃうんだよね。

いつまでも、幹が細いから

うまくいかないってことに

気づかない。

こうやって考えると、

うまくいかない人って

みんな、

「自ら不幸を選んでいる」

んだよね。

 

幹を太くする方法

 

じゃあ、どうやって

幹を太くするのか?

木の年輪を刻むように

人の土台、幹を太くするには

「苦歴」の経験

だとオレは思ってて。

すごい大変な時期って

誰でもあると思うんだけど、

痛みを伴いながら

いろんなことを感じて

その経験を通して

自分の幹が作られる。

それって成長痛みたいなもので、

人が一回り大きくなるためには

何かしらの苦歴を乗り越える

体験や経験って大きいんじゃないかな。

一方で、今の世の中は

学校も、家庭も、

会社も、

あえて苦歴を与えない、

苦歴を奪い、そこから逃げれる

社会になっていってる。

だから細い木のまんまの人が

本当に多い。

苦歴と向き合い

経験することは

成長につながる。

これが分かる人は、

例えばうまくいかない時に

自ら考え、

例えば過去の同じような事例を

探してきて参考にしたりして、

すぐに改善する。

この繰り返しをするから、

どんどん幹が太くなる。

逆にこれが分からない人は、

うまくいかない時に、例えばオレに

「加藤さん、どんな本を読めばいいですか?」

って聞いてきちゃう。

それすら自分で決められないくらい、

自分っていう幹がないんだよね。

苦労しろ、って言うわけじゃないけど、

成長痛を受け入れること。

そういう体験や経験や環境を歓迎して

乗り越えること。

これが、幹を太くするために

もの凄く大事な積み重ねだと

オレは思います。

 

編集後記

 

この話は、最近とある若者と

話していて改めて思ったことで。

こういう状況を目の当たりにすると、

「何とかしないと、この先マズイな

って危機感を感じた。

やっぱりオレは人財育成の世界で

みんなの幹を太くするために

役割を果たしていきたい、って

強く思っている今日この頃です。

それでは。

氣愛

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