こんにちは。
いつもお世話になってます。加藤秀視です。
いわき市に住んでいる俺の後輩、きんぞうがいわき市の現状を伝えています。
被災地の現状は刻一刻と変わってます。
以下きんぞうのブログ引用です。
震災におけるいわき市の現状 3・29 TUE
3・29 火曜日、いわき市HPにて行政からの発表があり一般市民のための各、公民館、支所での食糧、救援物資の配布を終了するとのこと。
いわき市HPにて
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/topics/010596.html
市の発表によると、理由は風評被害が緩和されつつあり、地元企業や店舗が営業を始めているため、また、ガソリンも安定はしていないが定期的に入ってきているとのこと。
市の発表では、特に、買い物に行けない事情がある方々や一人暮らしの高齢者など、地域において日常生活の支援が必要な市民に、食糧や生活用品等の物資を届け、また、併せてそうした方々の見守りも行うための取り組みを実施していく。
確かに地元の最大手スーパー市内にやく30店舗を展開するマルトグループはほぼ全店で営業を再開。
個人経営の飲食店は水道が復旧した地域から営業を再開しているところもあり、
いわき市、福島県内でチェーン展開する店舗も、ヤマト、佐川などの運輸会社も各営業所でも営業を再開する動きになってきています。
水道は本日3・29までに市内約58%の復旧率。
電気は津波の被害が甚大だった沿岸地域を除きほぼ100%。
ガスは順次、地区ごとの差はありつつも復旧の見通しがたってきました。
ここからはいわき市に住んでいる一いわき市民としての個人的な意見として。
市の職員やいわき市の青年会議所の理事から聞いた話によると、一般物流は再開はしつつあるが、全国展開のチェーン店、スーパー、コンビニ、などは未だ物資が滞っており、3月いっぱいは中止となっている場所が大多数。
自分は焼き肉チェーン店、牛角小名浜店に勤めていますが、店の修復作業に時間がかかっていることもあります。
3月いっぱいの材料発注はできない状態です。
昨日(3・28)の段階では4月の配送予定も未定です。
いわき市民のほとんどが食糧を調達する地元スーパーチェーンマルトグループも物流が復活したわけではなく、足りない部分にほとんどを市外にでて、買い付けて市内各店舗へ配送しているということ。
また、市で働く職員にも配給中止の連絡は事前に入ってなく、少々困惑気味ではありましたが、これからは各自治体の代表者、民生委員と連絡をとりつつ、市で受け付けたボランティアを買い物に行けない事情がある人や一人暮らしの高齢者へ救援物資を向けていくとのことです。
また買い物に行ける人たちには自ら食糧を調達し、救援に頼らない、自立を目指してほしいとのことでした。
状況は加藤秀視さんがツイッターでおしゃってた通り、刻一刻と変わっていってます。
津波の被害がなかった会社は今週から再開しつつあり、市民も家族は避難してて、仕事が再開する人たちは戻りつつある傾向です。
ただガソリンはまだ市内だけでなく福島県内でも制限があり、いわき市内は未だ、決まった場所でしか営業再開しておらず、早朝から長蛇の列が各所でみられます。
スーパーも物流不足が否めず、入場制限、品物が無くなり次第終了と出勤している人たちには買い物に行くこともできません。
また、自分たちのようなフリーター、日雇いの市民は収入保障がなく実質、給与が0円、4月に働けてるとしてもその収入が入るのは5月です。
貯金を切り崩してなんとか食いつないでいる状態です。
自分の周りも給油で並ぶのに使ったり、スーパーに並ぶだけで一日をついやしてしまうのが現状です。
配給が終了しても引き続き避難所には救援物資が配送されているようでほっとしています。
それで足りないものは自分のところに連絡がくるようになっています。
市内の状況が刻一刻を変わる中、市外、県外、ニュースからでなく自分が実際いわき市内で得た情報、感じたことを順次まとめて連絡していきます。
全国各地から支援してくださってるみなさん、NPO,NGO法人関連で自分の活動を全面的にサポートしてくださってるみなさん、全国で被災地の方々を応援してくださってるみなさん、
本当にありがとうございます。