こんばんは!
加藤秀視です。(^ー^)
前回のブログで炊き出しの食材を募集させて頂きましたが、
たくさんの方のご支援、拡散のご協力のお陰さまで、全ての食品が集まりました。
ご支援下さった皆様、拡散して下さった皆様、メルマガやブログで案内して下さったてんつく兄さん、本当にありがとうございます。
本当なら一人一人、しっかりお会いして直接お礼を言いたい気持ちですが、ブログでのご挨拶になり…大変恐縮です。
4日、5日の炊き出しでは、皆様からお預かりした食材と被災地への想いを、被災地の皆様に届けてきます!
また炊き出しの様子等はフェイスブックで報告させて頂きますので、ぜひご覧ください。
こうやって皆様からご支援を頂き、活動できることに本当に感謝です。
皆様からの想いを預かっている分、全力で責任を持って被災地での活動をさせて頂きます。
震災のあったあの日から気づけば…
もうすぐ1年。
支援活動も
もうすぐ1年になるが、本当にあっという間だった。
いまも、なぜそこまでするのか?って言われることがあるけど、
俺はやっぱりこう答える。
「誰だって自分の家族や仲間が被災したら助けに行くだろ?」って。
確かに被災地の人は家族でも仲間であったわけでもない。
知らない人ばかりだ。
それは重々承知してる。
でも、もし今回の震災から学ばなきゃいけないことがあるとしたなら、
つながることや、助け合うことを学びなさい。
思い出しなさい。
ってことだと俺は思う。
被災された人たちを同情とか偽善じゃなく、家族や仲間と同じように大切な存在として見れるか、ってことだと思う。
今まで疎遠にしてきた家族や親せき。
いつも一緒にいるパートナー。
大切な友達、仲間……。
誰だって自分の大切な人なら無我夢中で助けるだろ?
じゃあ、家族じゃないなら、身内じゃないなら、大切な人じゃないなら…目の前で溺れそうな人を見ても助けないのか?
そういう時は、損得とかより、善悪を人間は知ってるから、体と心は自然と正しい選択をするはずだ。
そういうことだと俺は思う。
今、アナタが生きてる、ってことはアナタには父親、母親がいるはずだ。
もちろん父親にも父親と母親がいて、母親にも父親と母親がいて、、、
それを何度も何度も繰り返してさかのぼってごらん。
一度10代さかのぼって図に書いてみてほしい。
一体何人になった?
たった10代さかのぼるだけで2046人もの先祖がいることになる。
ここでよーーーく考えてみてほしい。
10代昔の一番右端のおじいちゃんと一番左端のおばあちゃんは、家族だと思うか?
いや、全くの他人だろ。
きっと存在さえ、知りもしないだろう。(笑)
でも、この2046人の誰か一人でも命を繋ぐ行為がなければ、アナタは生まれなかったんだぜ?
これってすごくないか?
今は10代昔までしかさかのぼらなかったけど、
もし100代昔までさかのぼった一体何人になるんだ?(笑)
計算しきれねーよ。(笑)
一体何が言いたいかと言うと、人類はみんなつながっていて、兄弟的な存在で、家族で、仲間だ、っていうこと。
こういう話をしたら、
「そんなん綺麗事だ!現実問題、東北に住んでいる人とは血もつながってないし、顔すら見たこともない」
って思う人もいるかもしれないが、俺も認識では血も顔もつながってないと思ってる。
けど、それは3代ぐらい前の話で、10代さかのぼれば俺の命が誕生できた根源になる血統が、東北にあるかもしれない。
さかのぼって図で書いてみれば分かるはず。
人はいつだってつながりの中で生きている、ってことが。
もしかしたら、東北にアナタの命が誕生できた根源の血統があるかもしれない。
五感的に初めて合った気がしない人や、自分と性質が似てる人、波長が合う人、なんとなく小言が言いたくなる人、体臭が好きな人って…さかのぼれば血統がつながってたりして。(笑)
一人で生きている人なんて、誰もいない。
みんな、助け合って、支えあって、つながって生きているんだよ。
俺達は親戚、従兄弟、再従兄弟って、自分の認識の中で血がつながってる、つながってない、って判断してるけど、実際は知らないだけで顔も見たことない人たちの恩恵をたくさんもらって生きているんだ。
自分が知ってる認識の世界で血がつながっていなくたって、顔を見たことがなくたって、さかのぼればつながっていて、家族だし、兄弟だし、仲間だ。
ただ、まだ出会ったことがないだけだ。
こういう活動をしていると、
「よく自分のお金を入れてまでやりますね。」
っていう言葉をもらうことが多いけど、
でも、自分の家族にお金を使わない人はいないだろ?(笑)
ただ、それだけなんだ。
家族は一番お金のかかる存在だけど(泣)
よく自分のお金を入れてまで……って言っても、
俺だって自分の生活に支障をきたしてまで支援をやってない。
仕事だってバリバリやってるし、休みだって取りたいときは取ってる。
自分にできることをやっているだけだ。
俺ができることは、炊き出しや雇用の提供やボランティアマッチング、子どもたちの学習塾ぐらい。
うちのマネージャーの松田だって、仕事の合間にHamanasuのスタッフとミーティングをしたり、イベントの企画をしたり、メール対応をしたり、仕事以外の時間でいろいろやってる。
仕事や休み以外に!できることをやっているだけなんだ。
俺の先輩にゴルフがめちゃくちゃ上手な経営者がいる。
彼は仕事とか家族サービス以外のときには、ゴルフに没頭してる、だからすごく上手。
それと一緒のこと。
仕事や休み以外にたった1時間でも、30分でも、被災地を想い、自分たちにできることを考え、実行する。
その『被災地を想う時間』が何よりも尊いんだ。
そんな一人一人の「~以外の時間や活動」が被災地を復興に近づけていくんだよ。
この前、テレビで海上自衛隊のドキュメントをやっていたのを見ていた。
海上自衛隊は今でも津波で行方不明になった亡きがらを捜しているそうだ。
番組の中でリーダーにクルーが
「なぜそこまで続けているんですか?」
って質問したら、
「だって、もし自分の家族や身内が同じ目にあったら、亡きがらや思い出の品を少しでも見つけてあげたいじゃないですか」
って、答えていた。
まさにこれだな、って思った。
心にジーンときたよ。
しかも、その海上自衛隊の奥さんも旦那さんを応援していて、
「なんで旦那さんがこんな過酷な仕事をされているのに、素直に応援できるんですか?」
って質問されて、
「だって、もし私が遺族なら、どんな小さなものでも見つけてほしいから」
って。
本当に感動した。
彼らが拾っているのは、亡きがらや物じゃない。
その人が生きていた証や、その人との思い出そのものなんだ。
やっぱり、どこまで自分事として考えられるか、なんだよ。
そんな海上自衛隊の方を見て、この人と俺は同じ想いだな、って思った。
俺はこのドキュメントを見て感動したし、すごく共鳴した。
それは、俺も全く同じ想いで活動しているからだ。
今だって、このブログを読みながら少しでも自分とおんなじだな、って思ってる人、いるだろ?
だったら、お互い自分にできることを一緒にやろうよ!
海上自衛隊は今でも寒い海の中、行方不明者を捜索している。
本当に何時間も何時間も潜ってようやく1体、って世界なのにもかかわらず、だ。
それでも、何か物でも見つかれば、って思ってやってるんだ。
俺も精一杯できることをやらせてもらってる。
たかだか俺一人が活動を続けたところで被災地は復興しないのに、だ
それでも、誰か一人でも救えれば、誰か一緒に支援してくれる人が現れれば、って思ってやってるんだ。
俺達は世界中を震撼させたこの経験から何を学んだのか?
また、何を学ぶべきなのか?
そして、それらをどう実行していくのか?
その答えが、今アナタが行っている行動そのものなんだ。
未来は現在の積み重ね。
そして、現在は過去の集大成。
今、意識も行動を変えなければ未来は決して変わることはない。
じゃああの震災の一件で、俺たちの意識は変わったのか?
行動は変わったのか?
そこに全ての答えがあると、俺は思う。
俺たちは、日本は、今、本当に変わらなきゃいけない。
そう思ってる人は多いと思う。
だったら、自分ができることから始め、一人でも多くの人に伝えていくこと。
それが、大切なことなんじゃないのかな、と思います。
なんだか偉そうなことを言いたい放題言ってしまいました。
気分を害された方はスミマセン。
でも、俺がこんな熱烈に弁を振るえるのは、いつもお力添え下さる皆様がいるからです。
被災地支援は皆様のご支援なしではできませんし、ご支援を頂ける度に背中を押されます。
まだまだ、できるって。
皆様から支援を頂き、こうやって支援を続け、熱烈にメッセージをさせて頂くことで、
少しでも被災地が良くなれば、皆様の心に残るものを届けられれば、と思って心を込めてブログを書かせて頂いてます。
何か一つでも感じて頂けるものがありましたら幸いです。
それでは最後はいつもの言葉で。
いつもご支援下さる皆様、いつもこのブログを読んで下さる皆様、
本当にありがとうございます。
何度も言いますが、この活動は皆様のご支援なしでは成り立ちませんでした。
皆様のご支援のお陰さまで今回の炊き出しも無事行えそうです。
心からお礼を申し上げます。
わがままでジャイアニズムな男ですが(笑)、今しばらくご支援、ご協力頂けますと誠に幸いです。
心より愛と感謝を込めて♪
加藤 秀視
いつもたくさんのご支援ありがとうございます。(^^)
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また、対応が可能なり次第、再開させて頂きます。
何卒、ご了承の程、よろしくお願い致します。
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