こんにちは。
加藤秀視です。(^ー^)
今日は、今まで被災地を継続的に支援頂いたお礼と、2冊目の被災地からの出版のお知らせがあってブログ更新です。
震災から約2年。
Hamanasuが設立されて1年半。
皆様の支援のお陰様で炊き出し10万食以上、物資支援100トン以上もの支援を行なうことができました。
立ち上げ当初に打ち立てた理念でもある「雇用」「ボランティアマッチング」「子ども教育」においても様々な支援を行なってきました。
雇用支援としては、被災地の瓦礫撤去を通して約50名の被災地の皆様を雇用させて頂きました。
ボランティアマッチングでは、のべ2,000名を超える皆様がHamanasuを通して直接被災地に足を運びご支援頂きました。
また、はまなす学習教室で学んでいた子ども達も高校進学、専門学校進学、就職を無事決めることができました。
さらに別の形の支援としてビジネスマッチングも行い、支援者様のご協力を頂き、被災地にグリーンステーションというリサイクルショップを設置致しました。
廃品を回収するそのモデルが現地のニーズと一致し、被災地の皆様からも大変重用して頂いております。
また、震災1年後の2012年3月には、被災地の現状や地元の皆様の想いを率直に著した「南三陸町からの手紙」も出版させて頂き、国立図書館に置いて頂けることにもなりました。
有り難いことにもその活動を評価して頂き、昨年5月には、文部科学省をはじめとする5つの省庁からの後援を受ける日本財団から社会貢献者表彰も受賞致しました。
これも、俺達のような民間の小団体でここまでの活動を行っている団体が他に類を見ないからだと思います。
しかし、このような活動を行えたのも、貴重な表彰を頂けたのも、ご支援下さった皆様のお陰様です。
被災地支援には多くの経費がかかり、私自らも数千万という資金を投下致しましたが、皆様のご支援なしでは決してここまでは来られなかったと実感しています。
本当に、ありがとうございます。
これからHamanasuは、被災地の現状や地元の皆様のお声から判断し、今年の3月より支援の形を変えていきたいと考えています。
その理由としては、資金面の課題を乗り越える為と被災地のニーズに合った活動を行なっていく為という2つの目的があります。
今後の活動は、ボランティアマッチングと被災地の現状をより社会に広く伝えていく出版を中心に行なっていきます。
前作、「南三陸町からの手紙」は、1000年に1度と言われるこの震災の真実、人々の想いを100年先まで残る1冊として、原稿、写真、編集、デザイン、製本、その全てが有志の皆様の手で作られました。
お陰様で好評を頂き、国立図書館に置いて頂けるまでになり、目的の通り100年残る本となりました。
Hamansuは年々薄れていく被災地への関心を少しでも取り戻し、復興に向けての被災地の歩みを残していくことを目的に、これからも毎年被災地から出版を行なうことに致しました。
内容としては前作と同様、被災地の現状や被災された方の想い、被災地に関わる業者様やボランティア様の生のメッセージを掲載していく形を予定しております。
2冊目の出版は既に決定しており、2月下旬には販売が開始されます。
そこで皆様にお願いがあります。
被災地から2冊目の出版と、引き続き被災地支援を継続していく為に、支援金のご支援を頂きたいのです。
最初は、被災地での活動がこれ以上求められていないようなら完全に撤退することも考えました。
しかし、現状は違いました。
震災当初、有り余る程の数があったボランティア団体も今では数える程になり、その活動の頻度も月に数回程度です。
ましてや、Hamanasuのように地元の方を雇用した地域密着型の支援団体は他にはありません。
現在のHamanasuはボランティアマッチングとして、数多くのボランティア団体と被災地の皆様を結び合わせてきました。
その問い合わせは今でも非常に多く、たくさんの支援者様がHamanasuを通して被災地の現状を知り、支援して下さっています。
私達は被災地にニーズがあり続ける限り、運転資金が確保できる限り、支援を続けていこうと考えています。
今ではメディアでも被災地の様子を見ることが珍しくなってしまいましたが、被災地は、震災から2年が経とうとしている今でも、瓦礫が撤去されたのみで、まだまだ手つかずのままの場所が多々あります。
人々の生活も仮には安定しているものの復興はまだまだ程遠いのが現状です。
私達はそんな現状を、出版を通して発信し、ボランティアマッチングを通して支援を行ないます。
一人でも多くの方に現状を伝え、被災地とつながって頂きたいと思っています。
ご支援は、HamanasuのHPよりよろしくお願い致します。
月額支援を頂きました方には、被災地にご支援頂いた証として、来年出版する書籍の巻末にお名前を掲載させて頂きます。
支援を行なった証を、書籍という形として残し、保存させて頂きます。
もちろん、今作も次回作も、前作同様100年残る本として制作致しますので、ご支援下さった方のお名前も100年残ることになります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、1,000年に一度の大震災と言われる今回の震災の復興活動は、日本にとってそれくらい重要な役割であり、名誉な役割だと思っています。
時が経つほど支援が減っていく中、支援を行う、という決断をすることは、志がなければできないと思うからです。
また、先程もお伝えした通り、被災地がメディアで取り上げられることも少なくなってきた為、被災地の様子も中々知りづらい状況にあるかと思います。
ですので、支援者様には被災地の様子も季節ごとにニュースレターにまとめてお送りさせて頂きます。
現実的な支援を行なう為にはどうしても資金が必要になってきます。
俺達も皆様のお力添えなしでは支援を続けていくことが難しいのが本音です。
ぜひ皆様のお力をお貸し下さいませ。
Hamanasuがここまで被災地支援を続けてこられたのも、ひとえに支援者様のお陰様です。
皆様には継続的にご支援を頂き、誠にありがとうございます。
被災地の復興はまだ遠く、依然として支援が必要です。
何卒、今後ともご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
最後に、被災地の皆様から頂いた「ありがとう」を込めたムービーをご紹介させて頂きます。
ぜひ、シェアして頂けましたら幸いです。
「ありがとうムービー」
加藤 秀視
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