青森県二戸中学校で講演会をしてきました。
話の中で子供達に質問をしました。
「なぜ?多くの人たちは自殺をするのか?」
といった内容の質問でした。
ちょっと酷かなぁ~?って思いましたが、
大事なのは一見すれば酷に聞こえる内容であっても、大人が頭から答えるのではなく、子ども達と一緒に考え、子ども達の口から「命とは何か?」を答えさせることだと思います。
今回の質問は「なぜ?多くの人たちは自殺するのか?」でした。
◆中学二年生の男の子は
派遣切りをされてしまって職を失った人達が自殺をする。
◆中学一年生の女の子は
自分が失敗をしてしまって、否定されてしまった人達が自殺をする。
こんな内容の答えでした。
「死にたいから」
「生きてる意味がないから」
そんな漠然とした答えではありません。
子ども達は我々大人と同じように考え、具体的な答えをちゃんと持っているんです。
だから大人が頭から言い聞かせるのではなく、子ども達と一緒に考え、自分の口から言わせることが大切なんです。
そして、答えが
「その子どもの価値観です。」
100人いれば100人の答えがあり、価値観があります。
答えの内容で、子どもたち一人一人の育った環境や概念や価値観といった背景が見えてきます。
派遣切りをされたからといって?本当に自殺する必要はありますか?
自殺するエネルギーや考えがあるなら、仕事を探したり、人脈を作ったりすればいい・・・・・・・
方法や姿勢や考え方は
いつだってその気になればコントロール出来るんです。
しかし、仕事がなくなる?派遣切りにあう?あわない?
そういったことは多少のことは努力で調整できても、殆どコントロールできませんし、コントロールしようとしても
自分の思い通りにいくか?いかないか?は微妙です。
最終的に決めるのは決裁権を持っている人達なんです。
だから!僕たちが絶対変えられるのは、
方法や姿勢や考え方。
これはその気になればいつだって、コントロール出来るんです。
人は誰もが不完全です。
誰だって失敗の経験はあるし、誰だって間違いはあるし、約束だって守れないこともある。
大切なのは失敗や間違いや他人の評価に怯えるんではなく、常にベストを尽くし、失敗、間違いに気づいたらそれを改善する。そういった素直さと向上心を持って常に改善、最善の人生を生きることが大切でしょう。
この二人の中学生にこういった価値観や考え方を教え二人が 「そうだよな!」加藤さんの言うとおり!と納得したならこの二人は「なぜ?多くの人たちは自殺するのか?」の質問に何て答えるのでしょうね。
夜は二戸文化会館で1000人近くの来場者を迎え、一般講演会を開催しました。
100冊ぐらい並んでた僕の自叙伝。「親のようにならないが夢だった」も完売。
主催者の方々はセールスの天才!?。(笑)
木村拓哉さんのお母さん。
木村まさこさんとご一緒しました。
わざわざ僕の講演会に駆けつけてくれたようで、昼の中学校講演から夜の講演会まで一緒でしたが、
本当に素敵な人柄と高い精神性を持ち合わせた現代の大和撫子のような女性でした。
10月下旬には外交評論家の加瀬英明先生、木村まさこさん、加藤秀視の3人で講演会を開催する予定でいます。
加瀬先生は僕の尊敬する、メチャクチャ凄い方です。加瀬先生とのコラボレーション講演会は今回で二度目。
木村まさこさんとのコラボレーションもとても楽しみです。
また、詳しくはブログ等でご案内します。