「人材育成」は新たなステージへ

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いまおれたちは、御用邸がある温泉地でも有名な栃木県の那須と、沖縄の石垣島に人材教育を行うコースを建設中で、これが8月9月には完成して、いよいよ活動を開始していく。

掲げるコンセプトは「究極の静と動」。

純粋意識という究極の静に触れる古代の瞑想法から始まり、マインド、アクションにおける究極の動である両極のエネルギーを体得してもらう。

まさにプラスとマイナスの両極の体得。

「両極」を知れば、発揮される


『異邦人』で有名な作家、アルベール・カミュは、solitaire(孤独)とsolidaire(連帯)は同じだと言ってる。

孤独を知るからこそ人と連帯する本当の価値もわかるし、連帯の大切さが身に沁みてわかるからこそ、同時に孤独であることの必要性もわかる。

結局、プラスとマイナスも両極がなければ各々から最大化の電力が発生しないのと一緒で、静と動の両極のエネルギーを活用できなければ、おれたち人間も力を最大限に発揮することができない。

巷でよく聞く、スピリチュアルとか自己啓発は本来一緒で。
別々にするから偏り、おかしな人たちが増える。

哲学も精神論も辿り着く場所は結局一緒。動くと休むも一緒。
動くから休みが必要で、休むのは動くため。

資本主義の中でもこれからは愛と金も一つになっていく。
愛や志のあるところに金や人財やリソースが集まる。

逆に、金があっても愛や志がなければ、輩は集まるが人財は集まらず分離する。
これからはそうやって自然な形のひとつに融合していくことが重要。

片一方だけの凝り固まった視点では不自然だし、創造性や柔軟性に欠けてて通用しない。それを続ければ何かしら歪みが生まれる。

これからおれたちが行う人材教育というのは、まさに静と動の究極の両極に触れ、それを体感して自分のものとしていく。

今までの日本の人材教育のほとんどは、学校授業の延長線上で部屋に閉じ込め理論の押し付け方式で学ぶスタイル。しかも講師はお固くスーツ姿で、自分の自慢話とポジティブな概念を植え付ける形のようなものばかり。

もうそういう時代じゃない


これからは理屈や理論で理解するよりも、先に体感してから後で理屈理論で腑に落として現実とリンクさせていくことが大事なわけだよ。

「思っている」を「やっている」に変えること、「考えている」を「している」に変えること、「わかってる」を「できる」に変えること。

これからはそういう時代。

おれから言わせれば、行動を起こさない人は状況が見えてない人。
船が沈んでいるのにその事実に目が行かない人。

「大丈夫、大丈夫、浮かんでるじゃん」と本気で言っている。

「いやいや!これ穴あいてるよ」

って言われても気づけないし、

「穴?大丈夫大丈夫!」

と言う人に

「穴があいてる」

と急かしても、そういう人は穴の事実を認めない。

今の社会を見ていてもそう思う。

政治の問題や環境の問題や教育の問題、色々な問題が顕在化しているけど、そんなことは起きてないと思っているし、これだけ日本に借金があっても無いって言うし、盲目だらけ。

サバイバリティのない「情報デブ」


そしてなにより、いまの日本の人材教育に最も足りないのは「サバイバリティ」。

サバイバリティが本当にない。サバイバリティというのは何かと言うと、生きる力や本来誰にでもある本能的でダイナミックで純粋な力のこと。

平和でゆとりある日本なのは結構だが、その影響でこのサバイバリティがいまの日本人には欠如してしまっている。

このサバイバリティを誰にも教えてもらえないし、身につけられないことによって、理論理屈ばっかの頭でっかちになってしまって、

行動できない
継続できない
身体を張れない
応用できない

実際に動けない「情報デブ」な人間がたくさん量産されてしまっている。
その結果、苦しい現実をつくってる。

おれたちの人材育成では「サバイバリティを兼ね備えたリーダー」を育成していく。

おれは「真のリーダー育成」と「最強のチーム作り」がこれからの時代の最も価値あることだと思ってる。

結果、「真のリーダー育成」と「最強のチーム作り」がたくさんできれば、経済も人間関係も自分自身も環境も生活基準も更に進化し、価値の基準がステージアップすることだろう。

この2つが、これからの日本の企業にも教育にも最も大事。

全てを必ず!うまく行かせるためには


よく着目して欲しいのは、「サバイバリティあるリーダーシップ」なんだよね。
ただのリーダーシップではないわけ。

これからのリーダーには「サバイバリティ」×「リーダーシップ」が必要。

チームもそうだが、ただのチームではないわけだよ。

これからのチームには「チーム力」×「愛と信頼と目標達成」。完全勝利にこだわり、仲間と支援者を絶対に裏切ることのない、絆あるチーム作りが大事なんだよね。

今までのように理論理屈に寄った形だけで中身の薄いチーム作りではなく、愛と信頼を体感していく中で目標達成につなげていく、まさに最強のチームという指針がこれからは本当に重要で。

いまの日本には明らかにリーダーが不在で、リーダーとはメンバーのロールモデルにならなければならないことは、誰もが知ってなければならないはず。

政治もそうだし、企業でもそうだし、なにかのコミュニティでもそう。うまく行ってるところっていうのは、シンプルにリーダーに人間力があって優秀なわけだよ。

もっと言えば、人間力溢れた優秀なリーダーさえいれば、政治も企業も家庭も学校も、全部うまく進化するんだよ。

だから絶対にうまく行ってるところっていうのは、リーダーが素晴らしいんだよ。

空想と現場


リーダーと言っても、その在り方は様々。

人を引っ張っていくリーダーもいれば、人をフォローしていくリーダーもいる。
適材適所でトータル的な力を発揮できる人間こそがリーダーだと言えるだろう。

よく理論理屈では「なにも指示しない人がリーダー」なんて言われることもあるが、それは何も指示しない人がリーダーって意味じゃない。

そのチームが何も言わない方が動くチームだから、そのリーダーは何も言わないだけであって、決して何も言わないことがリーダーシップってわけじゃないんだよね。

そのチームにあったリーダーシップをどう発揮するかってことが、リーダーに求められる資質だったりするわけだよ。

リーダーというのはまさに父性。

時には引っ張っていける
時には愛を持って優しく語れる
時には厳しいことを言う
時には自分が身体を張れる

そんな存在。

どうやるかってことは、そのチームによってリーダーが状況判断をしていくわけだよ。だが、こう言った本当のリーダー論は書籍の中にはなく、現場で活かせる力を養うしかない。

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すべてはリーダーの不在!


これからは、そういったことのできるリーダーがもっともっと増えなきゃいけない。リーダーさえ育てば、本当に今の世の中の悲しみをかなり減らすことができるだろう。

例えば、

学校や施設における絶えることのないイジメや学級崩壊の問題も、企業における労働環境やパワハラなどの問題も、政治における口ばかりで結果の伴わない納得のいかない問題も、NPOなどの団体における十分な活動資金を得られない問題も、年間3万人にのぼる自殺、100万人にのぼるうつ病の問題も、家庭におけるこどもへの虐待やネグレクトの問題も

全部リーダーに愛と力がないから起こる問題なわけだよ。

そのリーダーがチームを引っ張れないし、リーダーがチームを作れないから、どうしても軟弱なチームばかりが生まれてしまう。結局チームというのが何のためにあるのかっていうと、信頼し合って、与え合って、お互いを勝たせ合うため。

なのに、誰かのせい、何かのせい、社長のせい、会社のせい、世の中のせいにして、チームなのに仲間を疑い、仲間を責めあってるケースが多すぎる。

本当に信頼しあって、いい意味でぶつかり合って、目標達成をできるチームじゃないんだよね。そういう軟弱なリーダーがいて、軟弱なチームだからうまくいかないわけだよ。

仮に本当に

「サバイバリティとリーダーシップを兼ね備えたリーダーが増えました」
「愛と信頼関係の中で目標達成できる組織ができました」

ってなれば、間違いなくこの組織やチームはうまくいく。
どう考えても。

でもどれだけチームビルディングが出来上がったとしても、そこにはリーダーが絶対に必要だし、例えリーダーがいたとしても、そういうチームを作れなかったら意味がない。

結局これは卵が先か鶏が先かって話で。

良いリーダーがいるところには必ずいいチームが、良いチームがあるところには必ず良いリーダーが居ない以上は、絶対に組織っていうのは繁栄しないわけだよ。

次の時代に100%必要な人財


だからこれからは、強い意志を持った本物のリーダーと本物のチームがすべての業界に100%必要。はっきり言って、人間力ある優秀なリーダーがいないからどんどん悲しみが増えてるわけで。

おれは自分の活動に「悲しみを減らし、喜びを増やす」というひとつの理念を持ってるが、この悲しみが増えてしまう理由っていうのは、やっぱりリーダーが無能だからなんだよね。

リーダーに人間力がない、愛がない、サバイバリティがない、頭でっかちで自分がなにも行動しない口ばっかりの人間。

父性がなく、一人一人を視る力もない。
的確な状況判断力もできない。
決定力もなく、難所を切り開いていく行動力もない。

だから組織がうまくいかないわけだよ。

その結果として組織が、信頼しあうよりも、疑い合うことになる。
相手のことを尊敬しあうことよりも、相手の文句を言い合うことになる。
目標達成するよりも、やらない言い訳ばかりをすることになる。

結果として売り上げも下がってしまうし、お客さんに対してのさらなる価値の提供もサービスの向上もできない。 

こんなに簡単なことなんだよ。
すべては人間が創りだしてる。

すべては人間のクリエイティビティ、人間のかかわり合い、人間の発想から生まれるのに、この原点である「人」に対して教育する場が、いまの日本には存在しないんだよね。

それなのに目標達成技術とか自己啓発なんかを学んだって、はっきり言って全く意味がない。だからこれからは、ネクタイを締めて型にはめたスタイルで学んでいく時代じゃないって言ってる。

これからはリーダー力とチーム力が重視される時代であり、サバイバリティとリーダーシップを兼ね備えた愛と力のリーダー、愛と信頼の中で目標達成に向かえるチームが、今後の日本のあらゆる業界のためになっていくだろう。

人材教育は、新たなステージに突入した。
時代は変わっているんだよ。

氣愛

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