もうそろそろ被災地支援はいいんじゃないか?

こんにちは!
しばらくぶりの、加藤秀視です。(^^)
気がつけば夏真っ盛り!スケジュールは真っ黒!
ここ最近は、トレーニングで背中を痛めて身動きが取れなくなったり、
丸2日全く寝てない状況で12時間護摩行に挑んだり、2日がかりの大掛かりな研修を行なったりと、
気がつけば、全国どこにいるかまるで分からない状況です。(笑)
さて!今日も皆様に伝えたいメッセージがたくさんあるんですが…
今日は被災地のことについて改めて書いてみたいと思う。
タイトルにも書いた台詞。
最近よく聞く言葉。
俺も、よく言われる。
「今被災地はどんな感じなんですか?まだ支援は必要ですか?」
ってな。
答えよう。
被災地は、まだまだ支援が必要だ。
復興はまだまだ。
確かに一部のがれきは片付いてきたかもしれない。
少しずつプレハブや仮説のお店も建ってきた。
だけど、それも”少しずつ”だ。
時間の経過とともに取り上げられることも少なくなってきた被災地だが、
その現状や様子を知っている人はどのくらいいるだろうか?
正直、メディアで放送されなくなってきたら、分からないことだらけなんじゃないかと思う。
今、被災地の人たちは、不便な生活に慣れきたかもしれない。
仮設住宅の暮らしや、震災を受けた街での暮らしに慣れきたかに見えるかもしれない。
ともすれば、もう支援が必要ないようにも見える。
だけど実際は、まだまだたくさんの人たちが苦しい生活を余儀なくされていて、
普通の街と比べたら足りないものだらけ。
確かにもう食べ物がない、着る服がない、という状態じゃないから、
支援するにも、どう支援すればいいのか分からない、ということもあるだろう。
だけど、やっぱり大切なのは被災地を想う心であって、決してあの惨劇を忘れない、という心だと思う。
俺ももうかれこれ、1年と半年被災地支援を続けさせていただいた。
今となってはもうHamanasuにも、のべ1,500人以上もの人が訪れて下さってる。
ここまで続けてこれたのは、支援のニーズがまだまだあったことはもちろん、一人でも多くの人に被災地を見て、感じて、支援の輪を広げてほしい!って思ったからだ。
今まで、40人を超える地元の方々を、がれき撤去やHamanasuのスタッフとして雇用させて頂いたり、
数多くのボランティアマッチングを行なって、支援する人と被災地をつないできた。
Hamanasu学習教室でも20人近くの子ども達が通い、中には無事、高校や専門学校に進学を決めた子ども達もいる。
たくさんの方々に支えられ、ここまで活動を継続してきた結果、多くの人に貢献することができ、喜んでもらっている。
この事実は本当に喜ばしくて誇らしい事実だが、今回の震災の規模を考えれば、正直Hamanasuが被災地に貢献できている部分はほんの一 部。
これはもうどうしようもない。
だからこそ俺は、被災地支援を続けるとともに、日本国民に大声で叫びたい。
「被災地の復興はまだまだだ!だから、みんなで力を合わせて頑張ろう!!」
ってな。
俺たちが活動をここまで続けてきた最大の理由は、ここにある。
実際、訪れて下さった1,500人の中には、Hamanasuでビジネスマッチングを行ってリサイクルショップをオープンし、
今では、地元から引っ張りだこのグリーンステーションという素晴らしいお店が建った。
そこでは、地元の皆様を雇用していて、現地の雇用の受け皿にもなっている。
他にも、外部から内職や仕事の紹介を頂いたり、シンガーやパフォーマーを招いてイベントを行なったりと、
素晴らしいつながりと支援の連鎖が起きている。
こうやって支援の輪が広がっていけば、どんどん復興に近づいていくと思うんだ。
そんな、小さな積み重ねと連鎖が、何よりも復興への近道だと、俺は思う。
だからこそ、一人一人が被災地を想う気持ちが何よりも大切なんだ。
一人一人ができることはたかが知れてる。
それは俺も同じ。
だからこそ俺は、「力を合わせよう」って訴え続けるし、その為には支援も続ける必要があると思ってる。
だから、自分にできることなんてない、って思わないで、一度足を運んでみてほしいんだ。
何をしていいか分からなくたっていいから、被災地を見てほしいんだ。
必ず、誰にだってできることがあるから。
正直、俺も最初は、何をどうしていいか分からなかったよ。
だからとにかく被災地に入って、地元の皆様の話を何度も何時間も聞いて、
自分にできることを、被災地に必要とされていることを、見いだしたんだ。
雇用の問題にしても、ミスマッチングの問題にしても、子ども教育の問題にしてもな。
俺には、原発の問題をどうすればいいかなんて解決策は見当もつかなかった。
だけど、炊き出しや物資支援、被災地の方の雇用、塾の運営、ボランティアのマッチング、イベント開催、
そういったことならできる。
一人一人できることは違うかもしれないが、必ず、できることがあるんだ。
今振り返ってみれば、被災地支援も様々なストーリーがあった。
震災当初、避難所間でケンカをしていた地域で、みんなで力を合わせて大規模な炊き出しを行なったこと。
Hamanasuを設置する時に地元の業者によそ者扱いされて嫌がらせを受けたこと。
新明建設のほとんどの社員や、スタッフの松田が被災地に住み込んで、支援を行なってきたこと。
芳喜が被災者の想いを本にしたい、と言って、本当に本を作り販売したこと。
毎月、数百万単位で出て行く資金に頭を悩ませ、全国に巡って講演会を行なったこと。
助成金の申請を何十件と出したにも関わらず、たった1件しか通らなかったこと。
ちょうど今年の3月頃にHamanasuを継続していける見通しが立たず、皆様に支援のお願いをした時、本当にたくさんの皆様からの多大なご支援があり、今日まで支援を続けさせて頂いていること。
この被災地支援をきっかけに、多くの素敵なご縁を頂いたこと。
本当に、挙げればキリがありません。
今年の3月に「あと半年は支援を続けよう」と決めてからもうすぐ半年が経とうとしています。
実は、これからも支援を続けようと考えています。
それが、センター長の芳喜の意志であり、有美の意志であり、俺の意志です。
新明建設も、まだまだ被災地に住み込んで頑張っています。
どこまで支援が続けられるか分からないし、これからどんな支援ができるか分からないところもあるが、
とにかくこれからも被災地のニーズに答え、日本中にメッセージし続けていくつもりです。
最近、仮設住宅や地元の皆様の話を聞いていると、地元の人が集まれる場所やコミュニティがない、という話をよく聞くので、
ここら辺にアプローチしていこうと考えています。
もし、被災地の人が気軽に集まれてコミュニケーションが取れる場があって、そこに支援者もたくさん招待できれば、
地元の人々も喜ぶし、支援者も地元の人と直接触れ合えていいんじゃないか?と思っています。
そこでイベントを行なったり地元の特産品やグッズを販売できれば、地域活性にもつながるだろうしな。
もちろん、今まで通り月1回の炊き出しも続けていってね。
こんな風に支援を続けさせて頂けるのも、本当に皆様のご支援のお陰様です。
言葉で表しきれないほどの感謝を感じています。
本当に、誠にありがとうございます。
皆様の支援が、被災地の復興を一歩一歩!創っています。
アナタの一歩が、復興の礎です。

どうか、そのことをもう一度思い出して頂けると、皆様の代わりとして支援をさせて頂いてる俺たちは本望です。
これからも被災地復興にお力添え頂けましたら、これに勝る喜びはございません。
共に復興を実現していきましょう。
また、話は変わりますが、今月の30日も南三陸町にて炊き出しを行ないます。
今回も、皆様のお力を借りる形になるのですが、
ぜひ、お力添えを頂けましたら幸いです。
いつもご支援下さる皆様、記事をシェアしたり拡散して下さる皆様、
本当にありがとうございます。
何卒、これからもあたたかく見守り、ご支援頂けましたら幸いです。
心から、愛と感謝を込めて…
加藤 秀視
以下は募集食材になります。
□鶏の唐揚げ(400人前)
鶏肉(ももorムネ)……60kg
すり生姜……600g
ブラックペッパー……300g
濃口醤油……2リットル
卵……90個
片栗粉……6kg
□冷やし中華(400人前)
麺……400玉
錦糸卵……卵200個
きゅうり……70本
トマト……200個
もやし……200袋
焼豚orロースハム……400枚
醤油……10リットル
酢……12リットル
ごま油……1リットル
□カレー(50人前)
たまねぎ……10kg
ざらめ……1kg
牛肉or豚肉……3kg
すり生姜……300g
フルーツチャツネ……500g
ハヤシフレーク……1kg
ニンジン……5kg
夏野菜(ナス、トマト、ゴーヤ、ピーマン、ズッキーニなど)……10kg
ガラムマサラ(パウダー)……100g
パプリカ(パウダー)……100g
シナモン(パウダー)……100g
ターメリック(パウダー)……100g
ブイヨン(キューブ)……100g
コンソメ(キューブ)……100g
赤みそ……200g
ヨーグルト……500g
赤ワイン……1リットル
支援を頂けます方は件名を【食材支援】として、
1、お名前
2、支援できる食材
3、量
を明記の上、shushi_ranger@yahoo.co.jp
何卒、ご支援の程よろしくお願い致します。
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◆東北復興サポートセンター「Hamanasu」
http://www.japangenkijyuku.com/
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一般社団法人Japan元気塾
加藤秀視 東日本大震災復興支援プロジェクト事務局
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