生きざまで語るメッセージ

こんにちは。
加藤秀視です。
最近は被災地の記事ばっかりだったので……
今日は生意気ながら、俺の生き方にについて書いていきたいと思います♪
俺は今まで、様々な活動をさせてもらってきたし、
現在もいろんな活動をさせていただいてる。
少年更生、講演、経営、起業、人財教育、犯罪心理学、コーチ、カウンセリング、学校啓蒙、執筆、大学院、社会活動、復興活動……
どうしてこういう道を選んできたのか?
なぜこのような活動をしているのか?
なんで…そこまでやるのか?
よくこんな質問を受けたりします。
今日は、そんな自分の原点について書いていこうと思う。
結局、俺は…何がしたいんだって聞かれたら…
自分の生きざまを通して「人は変われる」ということを姿で伝えていきたいんだと思う。
俺は中学生のころ…アスリートやミュージシャン、映画俳優のように何か特別な表現方法が欲しかった…。
実は…その思いを諦めきれず、家中のお金をかき集め片道の電車賃を片手に上京し、俳優のオーディションを受けたこともあった。
結果は…なんと最終審査まで合格。
でも、オーディションに受かって貰えるお金は有ったっとしても…
まさか、その先に進むのに、登録費、指導費、交通費等々にかかるお金があるとはまったく思ってもなかった。
今考えれば、そのぐらいわかって当たり前の話だけど、その時は、本当にわからなかったし、真剣だった。
結局、金も、頼る人も、何もない自分、表現する方法もない…
だから、無理だって思った。
でも、四苦八苦して生きていく中でも分かったことがあった。
それは、自らの生き方で示すことで、人に勇気や希望を与えられるということ。
それを俺は、「生きざま」で伝えたい。
俺は幼少期、親父の度重なる暴力と虐待におびえる日々の中で生きてきた。
殺されないために養護施設に預けられ、暴走族の道に進んだ。
悪さもたくさんしたし、周囲の人たちにもたくさん迷惑をかけた。
でも、綺麗事ではなく…
それは俺が心から望んだ姿ではなかった。
ただ、自分を正しく表現する方法を俺は知らなかった。
子どもは生まれてくる環境も親も選ぶことはできない。
金持ちの家に生まれる子もいれば、貧乏の家に生まれる子もいる。
優しい両親の元に生まれる子もいれば、虐待やネグレクトをする両親の元に生まれる子もいる。
産みの親の元で育っていく子もいれば、養護施設や里親の元で育っていく子もいる。
そして、子どもが生きていく環境は親のその時の状態によって大きく左右されてしまう。
子どもにはとてつもなく大きな生命エネルギーが宿ってる。
子どもはそのエネルギーを何かしらの方法で表現していく。
勉強、遊び、スポーツ、趣味、習い事……。
その表現方法を生きていく過程のなか(家庭、学校、友達)との関わりで身に付けていくんだと思う。
だから悪さをするのも、非行に走るのも、スポーツをするのも、勉強に打ち込むのも、引きこもるのも、ある種自分の表現にしかすぎないんだ。
ただ、それを正しく身につける環境や状況が整っていない子どもたちは、ちゃんとした表現方法が分からないだけなんだ。
だから、荒れた表現をする子ども達は必ずと言っていいほど育った環境に原因がある。
俺もそうだった。
酒におぼれる親父の暴力と虐待におびえて暮らし、施設に入れられ、愛に飢えていた。
自分を愛してほしかった、認められたかった、受け入れてほしかった、自分の方を見てほしかった。
ただ、それだけだったんだ。
そんな時に俺の目に映ったのは、いつも悪さをして施設の先生方に世話を焼かれている一人の子どもの存在だった。
真面目に勉強しててもかまってもらえない
いい子にしていれば、いい子だからほっとかれる
そんな想いがあった俺には、悪さをして周囲から世話を焼かれているその子がとてもうらやましかった。
だから、
自分も同じようにすれば親や周りの人に振り向いてもらえるんじゃないかって、
そう思って悪さを始めたんだ。
いつの日がそんな想いから始めた表現を認めてくれる仲間たちが後ろを振り返るとたくさんいた。
自分が満たされる道はこの道だと、疑う余地も見識もその時にはなかった。
やっぱり子どもが悪さをするのには必ず何かしらの理由があるし原因がある。
俺がずっと少年更生を続けてるのも、そのことを深く知ってるし、自らが経験してるからってこともある。
子どもは正しい表現方法や正しい目的に出会えば、必ず光の道に進む。
俺には非行しかなかったし、少なくとも違う道があるなんて、知るよしもなかった。
だからこそ、同じ苦しみを抱えている子ども達に、違う道を見せてあげたいんだ。
でも、これは少年更生に限った話じゃない。
大人だって正しい目的に出会い、進んでいけば新しい可能性がどんどん広がっていくし、人生も変わっていく。
例え幼少期に、メチャメチャ貧乏な家庭に育っても、大成功した人だって日本にも世界にもたくさんいる。
どんなに貧しくても、例え片親でも、両親がいなくても、正しい目的を身につけられる環境や状況に出逢えさえすれば、
その幼少期の貧しさの裏側にある満たされない想いやエネルギーがプラスに作用し、大成功者のマインドを創ることだってある。
逆にメチャメチャ裕福な家庭に育っても人を殺したり、大犯罪を犯す人だってたくさんいる。
もちろん裕福な家庭に生まれ、その環境や状況を活かし、大成功する人だっているだろう。
その人が生まれた時の環境や親の状況で、幼少期はリアルに差が出ると思う。
しかし、どんな家庭に生まれようとも、社会に出ればあまり関係はない。
正しい目的を身につけられる環境や状況に出逢えさえすれば、逆に幼少期貧しかった人たちの方が、
その貧しさの裏側にある満たされない想いやエネルギーが、信念の強さや達成への執念を強めることだってある。
俺は自分自身が体験してるし、その方法も、もたらすプラスもわかっている。
だから、人はいつからでも、どこからでも変われるってメッセージをしている。
過去は未来を創るためのストーリーにしか過ぎない。
良い未来を築くのに歩んできた過去は関係ないんだ。
俺はこの現実を『生きざまで伝え続けたい』
そして、俺自身がそれをどうしても!広く伝えたくて、現在もこうして活動を続けさせてもらっている。
だから、世間様から思われてるほど…凄い活動をしているなんて思ってもいないし、正直そんな評価は望んでない。
もし、望んでることがあるなら…
今の活動や今までの活動が世間様に知れ渡った時、
俺は胸を張って!自分の生い立ちを話し、人生に希望や勇気、見通しが見つからなかった人たちに、
「特別な何かがなくたってな、一生懸命生きることで自分の表現はできるし、そのあなたの表現から勇気や希望を貰える人たちがいる!」
って伝えたい。
それは過去の生い立ちを美化した話でなく、どんな環境や状況に生まれ育っても、人は正しい目的を持てば必ず変わっていけるし、そうするエネルギーも才能も備わっている。
周囲のアドバイスや現実を受け入れながら、喜びも、苦しみも、悲しみもすべて受け入れてこそ人生は楽しめる。
自殺する人に「ストップ自殺!」「死んじゃいけないって」伝えて自殺は防げる…?
そんなやり方を続けて……13年連続で30000人を越えてる自殺者は防げたか?
児童虐待をする人たちに、虐待はしちゃいけないって言ったところで虐待は防げたか?
むしろ件数は増える一方だし、自分が子どもにしている過剰な暴力が虐待だとも疑わない人たちもいる。
もし、自殺したい人の自殺を止める方法があるとしたら、ただ1つ。
それは、生きる目的や理由が見つかった時だ。
生きたい人は、自殺はしない。
生きてるのが嫌で辛いから、自殺しようと思う。
一生懸命に生きて、喜びも、苦しみも悲しみともちゃんと向き合って、受け入れ、生命の尊さを感じている人は自殺はしない。
未来に明るい希望や見通しがあれば、誰もわざわざ自殺しようなんて思わない。
虐待だってそうだ。本当に愛する人と交わって産まれた子なら虐待なんてしない。
まず、セックスのあり方も考えなくちゃいけん。
遊び心でセックスをして…はい!できちゃいました♪って…子どもは即席ラーメンじゃない。
十月十日、お腹の中で小さな小さな生命が宿り、我が子が誕生してくる瞬間の感動。
子どもから与えられる天使のような笑顔、無邪気さ、愛おしさ、無条件で全てを与えることのできる我が子。
こんなにも愛おしい無抵抗の我が子になぜ虐待ができる?
愛する人との間に授かった愛する子どもに虐待ができるわけない、
愛を思い出せば虐待なんてしない。
我が子であっても、授かった命を奪う権利は誰にもない。
虐待をしてしまう大概の親たちは…
自分自身が愛に満たされてないことがほとんどだ。
母親になっても、父親になっても、愛は欲しいんだよな。
男女、恋愛、セックス、親、家族。
一連の一つ一つの出来事が本当に大切だし、学ぶことが必要。
全ては繋がっていくものだから。
今、俺は被災地の復興活動をさせて頂いている。
その理由は今まで何度も伝えてきたが、やっぱり同じ日本人が苦しんでいるのを見過ごせない、という一心だ。
今回たまたま東北で地震が起きただけであって、もしかしたら自分が被災していたかもしれないんだ。
だからこそ、目の前で倒れている人がいたら助けるように、被災地の復興も共にしていくだけだ。
自分の貯金を全て使ってまでやる必要があるの?って聞かれるけど…
正直、すごくキツい。
貯めてきた貯金が数百万単位で無くなるのは本当に苦しい。
けど、リアルに被災地には仕事が少なく、雇用も僅か、政府からの支援も乏しい。
でも食べ盛りの子沢山、大黒柱の旦那さんやおじぃが津波に流されてしまった奥さんたちもいる。
船や店や商売道具が全て流されてしまった人たちもいる。
だから収入がなく、苦しんでいる家族がたくさんいる。
だからといって、お金を出すにも個人には限界があるし、仕事を創出しなきゃいけんし、誰かがやるのを待っていたらいつになるか?分からんし、その間被災地の人たちはどうする?
だから、ひとりの力より、みんなの力が必要なんよ。
でも…みんなの力を借りるには、貸してほしいって言っている俺が本気の本気でやらなきゃ伝わらないって思って…やってる。
現在、被災地の方々を直接雇用し、愛する地元の瓦礫撤去をする班と、
愛する地元をよく知る現地人ならではの目線で仕事を創出する班で活動している。
もちろん、既存の産業復活にも配慮しているし、被災地以外の地域、企業、個人からのビジネス提案や誘致にも力をいれてる。
もし、今ブログを読んで下さっている皆様でお力を貸して頂けます方は、ビジネスのご提案もぜひよろしくお願いいたします。
皆様のアイデアやご提案が被災地の雇用を創出し、収入のない方々を救います。

今、俺たちの本拠地のある南三陸町では津波で学校が流されてしまい、勉強が集中してできる環境にない子どもたちを対象に学習塾もしている。
以前はサポートや支援という情だった…。
でも今は違う。
対等に肩を組んで、共に歩んでいる。
こんな時だからこそ、より一層、愛や絆やつながりを大切にしていかないといけん。
だが、復興活動を行なってる目的がもう一つある。
それは、この活動を通して「人はいつからでも、どこからでも変われる」ということを伝える、ということ。
決して恵まれているとは言えなかった少年時代、お世辞にもまっとうとは言えない過去、
親父の虐待、両親の離婚、借金、非行、暴走、犯罪、裏社会……。
そんな社会の底辺にいた俺でも変われることができるんだ、と。
そんな絶望の中からでも光をつかむことができるんだ、と。
そんなメッセージを、自分の生き方を通して伝えていきたいんだ。
だって、恵まれた家で何不自由なく育った優秀なエリートが社会で偉業を成し遂げるより、
絶望のど真ん中から泥臭く這い上がってきた人間が偉業を成し遂げる方が、勇気づけられるだろ?(笑)
だから俺は、人の為や社会の為に活動することをやめないし、目的の為ならいろんな活動をしていきたい。
復興活動も少年更生も会社経営も、俺はこれからも更に活動をしていくと思う。
だけど、やっぱり伝えたいメッセージは…何も変わらない。
いつもこのブログを読んで下さる皆様、
いつもご支援を下さる皆様、
本当にありがとうございます。
これからもますます精進していきますので、何卒よろしくお願い致します。
心から愛と感謝を込めて…
加藤秀視
いつもたくさんのご支援ありがとうございます。(^^)
☆シュウシバイブルライン☆
※現在相談が殺到し、相談者の順番待ちの為、一時受付を見合させて頂いております。
また、対応が可能なり次第、再開させて頂きます。
何卒、ご了承の程、よろしくお願い致します。
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